※Describe a problem situation where you had to seek out relevant information, define key issue, and decide on which steps to take to get the desired results.
あなたが、解決したい課題や問題について、重要な関連性のある情報(データや事実など)を見出し、
その課題や問題の根源をつきとめ、解決策を提案した結果、望ましい成果を挙げた経験について述べてください。(全角半角問わず500字から700字程度)
私は、ITベンチャー企業でのアルバイトにおいて、ある企業の社内文書管理システムの開発に携わりました。
顧客企業では、業務を進める上で、逐一社内において承認を得る必要があり、そのための社内文書を紙ベースで管理しており、複数の部署に跨って紙文書のやりとりがなされ、それぞれの文書の所在や、現在どこの部署のチェックを受けるべき状態にあるかなどの評価が難しい状況となっていました。
私は、その時点での文書管理の方法について、顧客企業における標準業務手順書を参照し、また、顧客に対してヒアリング行い、現在の業務手順における不満点や、新システムにおいて実装してほしい機能を洗い出し、システムの設計から開発を行いました。
それらを行った中で、文書管理を行う上では、紙ベースの管理形態以外にも、業務における例外ケースの発生が問題の大きな原因となっていることに気付きました。例えば、業務を先に終了させてからまとめて社内承認を行うケースの存在や、文書の記入ミスなどが発生した時の対応が例外として挙げられます。
これは標準業務手順書を参照するだけでは見落としていたはずの情報であり、顧客に対するヒアリングを行う中で見出したものでした。
これらを踏まえて、社内ネットワークにおいてどこからでも参照でき、各文書の所在がすぐわかり、また該当部署が担当文書を即座に参照可能で、業務における例外ケースにも対応したシステムを開発しました。
この結果として、その業務におけるコストの50%を削減することに成功しました。
※Give a brief example of when you acted as a leader of a group of people, set direction for them, gained their commitment and led them to achieve outstanding results.
あなたがグループの中でリーダシップをとって、方向性を示し、
グループメンバーから協力を得て優れた結果を出した経験について説明してください。(全角半角問わず500字から700字程度)
私は大学在学中はアカペラサークルに所属しており、5,6人のメンバーで構成されるグループを複数組んで音楽活動に勤しんでいました。
アカペラサークルは、サークル全体としての活動機会は年数回のサークルライブ程度ととても少なく、活動内容は各グループそれぞれの自主性に任されています。
私は、アカペラグループのバンドマスターとして、グループの音楽活動をリードしていきました。
グループ結成に当たっては、自分のやりたい音楽のジャンルや、組みたいグループの像を明確化し、それを実現するにあたり、理念に共感してくれ、またモチベーションの高いメンバーを、一人一人とじっくり話してグループに勧誘を行いました。
グループ運営の中では、週に定期的に練習を行い、その日程調整や、その練習における課題の設定、それを解決するための練習を主導して行いました。また定期的にミーティングを行い、グループ全体の方向性や、取り組む楽曲について議論を行い、またグループリーダーとして、個々人と対話を行い、各人のおかれた状況の理解や、モチベーションの維持に尽力しました。
また、各種イベントへの参加申し込みや、営業日程の調整、ライブへの企画、参加申請などの事務的な仕事も一手に引き受けました。
大学生活を通じて、計50回程度の各種ライブ・営業への出演を行い、またCDを自主的に製作し、200枚程度を売り上げました。
※Explain about a time when you had to be more flexible than usual because of a change that was going on around you? Describe the situation, and how did you handle the situation?
あなたの周りで起こった変化によって、いつもより柔軟になる事が必要になった時のことを述べてください。
その時の状況を説明し、あなたがどのように対処したのか教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)
私は、昨年8月に、インターンとして1ヶ月、ある海外企業のSaasのUI開発に深く関わりました。
それまでにもシステム開発の経験は何度かあり、ある程度開発について自信はあったのですが、その時のプロジェクトは技術的にも肉体的な負担についても、これまでの経験とは大きく違うものでした。
開発するシステムは大規模なものでありましたが、このプロジェクトは6人という少数で行われました。開発効率化のため、高度に構造化・共通化されており、複雑さの点で今まで開発に携わったシステムとは一線を画すものでありました。また、納期の厳しいプロジェクトであったため、自然と開発時間は増え、時には泊まり込みで作業を行う必要がありました。開発をこなす上で、プロジェクトメンバーのストレスも溜まって行き、時には職場内で一触即発の状況となることもありました。
開発上の問題については、開発チーフとのディスカッションを積極的に行い、また自身の担当部分の実装方針を小まめに確認するなどの手段を講じ、常にフィードバックを得ながら設計思想を理解していくことができ、最終的には担当部分の開発は一人で行えるようになりました。
また、職場の雰囲気の改善のため、適度に雑談をし、またその中で軽い冗談を取り入れたり、また全員に差し入れなどを行い、一人一人の気持ちが和らぐように尽力しました。
これらを通じて高度な論理的思考力、仕事上の円滑なコミュニケーション能力や、追い込まれた状況でも粘り強くやり遂げる能力などが鍛えられました。
※From your experiences so far (including school, community, or work experiences), describe a time when you delivered significant results.
あなたが、これまでに著しい結果(学校、コミュニティー、仕事などを含む)を出したときのことを教えてください。(全角半角問わず500字から700字程度)
私は、2011年の原子力・放射線学会の学生発表会において、1年間かけて執筆した自身の卒業論文を発表し、奨励賞を受賞しました。。
成功の要因としては、研究の背景から目的、実際の計算、結果、考察などを一連のストーリーとしてわかりやすくまとめられたことが挙げられます。そこで活かされた私の強みは、「納得いくものができるまで妥協せず、全力でやり遂げることができる」というものです。
研究の背景・目的を記述するだけでも、過去の論文の成果や、現在直面している課題までを理解・整理し、またそれを一つの大きな流れとして構築する必要があります。
その流れの上で、自分の研究がどのように位置づけられるかの検討、どのような成果をもたらすであろうかの検討、結果の考察を行い、論文全体として一つのストーリーにまとめ上げる必要もあります。
こうして書き上げた論文はA4用紙で70ページ程度になったのですが、発表会での制限時間は10分に満たないため、論文のエッセンスのみを抽出し、スライドとしてまとめ、ストーリーの整合性を保ったまま発表をする必要も生じます。
これら全てのプロセスを妥協せず最後までやり遂げました。指導教官、研究室の先輩・同輩には論文のわかりにくい所や、ストーリーの乱れなどを常に指摘してもらうようにし、論文は提出の直前まで推敲を重ねました。また、発表についても練習を重ね、発表会では一度も詰まることなく終えることができ、結果として賞を受賞することができました。